自己所有物件のマンションで、防犯対策にディンプルキーの鍵交換をするケースが増えています。
しかし、種類も多く、中には合鍵を作れないタイプもあります。近くの鍵屋に相談して最適な鍵を見つけましょう。
マンションなどのセキュリティー関連で、最近よく耳にするのが「ディンプルキー」ではないでしょうか。
築年数の浅い中型以上の賃貸マンションでも導入されるようになりました。もちろん、初めて聞く人も多いかと思います。ディンプルキーは一体、どういう性質の鍵なのか、まずは特徴を説明します。
防犯対策に優れており、特に1人暮らしの女性に注目されている鍵の種類です
。
鍵に複数のくぼみをつけることによって、ピッキングされにくい構造になっています。
一般錠では鍵を鍵穴に差し込んで、回旋する動作によって、ピンが押し上がる形になり、解錠する仕組みになっています。
一般錠ではピンを押し上げることができればいいので、少々ラフな合鍵でも機能的に不都合は生じません。
ディンプルキーの鍵交換をするには、勝手が異なります。
ピンの構造を複雑にし、鍵自体にも不規則なくぼみや穴を作ることによって、ピッキングによる解錠を防止します、くぼみや穴の大きさも不ぞろいになっています。
これによって防犯対策として、飛躍的に安全性が高まりました。
その一方で複雑なくぼみや穴によって、合鍵を作るのが非常に困難になるケースもあります。
マンションでディンプルキーの鍵交換を検討している人は、近くの鍵屋で相談してみるのも、賢明な策といえます。
ディンプルキーは、最近の分譲タイプのマンションで多く導入されています。
一戸建てでも導入するケースはありますが、新築全体の2~3割程度の普及率にとどまっています。
マンションでは、機能性の充実とともに、セキュリティーの強化にも、各住宅メーカーで力を入れています。
年数が経過した自己所有のマンションで、ディンプルキーの鍵交換を検討されている人も大勢います。
その際に注意することは、近くの鍵屋に依頼するのがベストです。万が一の紛失に備え、複雑な構造を持つディンプルキーは、簡単に合鍵が作れません。
ディンプルキーに交換してくれた近くの鍵屋なら、万が一のためにも安心できますよね。
ディンプルキーの鍵交換で気になるのは他に、鍵のメーカーではないでしょうか。
少々値が張っても有名メーカーなら、一定の品質を担保できるので安心を買う意味でも大きいです。
ただし、現在はさまざまなディンプルキーが流通しています。中には低クオリティーのものもあるので注意が必要です。
最適なディンプルキーの鍵交換をするためには、やはり専門家のアドバスが欠かせません。
鍵交換となると、安い買い物ではありません。
近くの鍵屋などで最新のディンプルキーの情報を仕入れるなど、消費者にとって慎重に選ぶことが大切です。