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北部を流れる利根川と南部を流れる荒川に挟まれ、豊富な地下水によって「水がおいしい街」と呼ばれる熊谷市。
上越新幹線の駅も設置され、大宮駅と並び埼玉県を代表する規模を誇る街です。
江戸時代から中山道の宿場町として栄えた名残で、鉄道でのアクセスが便利なほか、主要な国道や地方道にも面しており、交通アクセスも良好です。

近年では、夏になると最高気温地点としてたびたびニュースや天気予報などで熊谷市の名が取り上げられることが多くなったことを契機に町おこしの一環としてPR活動が行われていましたが、気温が高すぎたことにより市民生活に影響が及んだため、現在ではヒートアイランド対策に力が入れられるようになりました。

ここ数年、夏になると最高気温地点として耳にすることも多い熊谷市。上越新幹線、高崎線、秩父鉄道の3線が乗り入れるほか、主要な国道や地方道に面しており、埼玉県の北部でも有数の規模を誇る街です。

江戸時代から中山道の宿場町として栄え、多くの史跡や文化財なども市内に点在しています。
「水がおいしい街」としても知られ、市内を流れる地下水から汲み上げられる水道水はミネラルを豊富に含み硬水に似たような成分で「水道水のおいしい都市32」のひとつに数えられています。
また、人参やネギなどの農作物も県内で一、二を争う収穫高を誇り、東京への通勤圏内でありながら、自然の恵みを受けながら生活することができる街となっています。

熊谷市は東京への通勤圏ながら、自然が多いことが一番の魅力といえます。国営武蔵丘森林公園や熊谷スポーツ文化公園を始めとして、ゴルフ場やグライダーの飛行場など、自然を楽しんだり気軽にスポーツに親しむことができるスポットが市内にはたくさんあります。

また、熊谷駅を始発とする秩父鉄道には、「東京から一番近い」といわれるSLの観光列車が運行されています。
例年3月から12月の季節運行となっていますが、シーズン中の熊谷駅構内は多くの家族連れや鉄道ファンで賑わっています。

このほか、関東最大の祇園祭りといわれる熊谷うちわ祭りや、関東有数の打ち上げ数を誇る熊谷花火大会など、市内では年間を通して多くの行事が開催され、イベントの開催時期には県外からも多くの見物客が訪れ賑わいを見せています。

熊谷市は、非常にスポーツが盛んな都市として知られています。
市内にある熊谷文化スポーツ公園では、プロ野球の西武ライオンズ主催の公式戦や、Jリーグの大宮アルディージャ主催のリーグ戦などが、念に数回開催されています。

また、公園内にはラグビー場が併設され、学生や実業団の大会のほか、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップの試合が行われる12都市のひとつに選出されています。
このほか、市内北部の利根川河川敷には、関東地区最大規模のグライダー滑空場である妻沼滑空場があり、関東の大学の航空部が活動拠点としているなど、陸上のスポーツだけでなくスカイスポーツも盛んに行われています。