何かが起きてからでは遅いです。備えあれば憂いなし。女性の皆さん、防犯対策はできていますか?

女性の防犯対策3 -その1- 暮らしの安全を守る設備

都心ではなかなか庭のある家は見つけにくいですが、郊外に出るとウッドデッキが設置されていたり綺麗にガーデニングされている家を見ることができます。
このウッドデッキとガーデニングは、住人の趣味以外で、防犯効果を狙って設置していることがあるということをご存知でしょうか?

ここでは、ウッドデッキとガーデニングで期待できる防犯対策についてご紹介しましょう。

ウッドデッキに期待できる防犯効果

ウッドデッキはプランターを飾ったりテーブルを置いたりと、ベランダよりも広く使うことができ、家の中ではできない贅沢な空間となります。

窓にから出入りできるものが多く、隣接している窓も大型となっている家も少なくありませんが、意外にもウッドデッキを設置している家は空き巣から敬遠されがちだといわれています。
これはなぜかというと、まず「常に人の気配を感じる」ということが挙げられます。空き巣は人目に付かない家を主なターゲットとしていますが、ウッドデッキが設置されている家で一人暮らしの家というのは皆無なため、人に見つかるリスクが高まります。

また、これらの家は犬を飼っていることが多く、犬に吠えられる危険が高いという理由もあるそうです。
ウッドデッキのある家は比較的広い家が多い傾向がありますが、逆に空き巣が避けるというのも意外な気がしますよね。

常に人がいるように思わせるガーデニング

ガーデニングに関してもウッドデッキと同じく、常に人がいるような威嚇を空き巣に与えます。ガーデニングがしっかり行われている家では、いくら広い間口の窓があるといっても、そこから水をやるために住人がでてくるかわからないような状況を作り出すことができます。

極端になりますが、窓の近くにジョウロを置いておくだけでも、空き巣に対する十分な威嚇となります。

防犯対策は手を抜かずに

とはいえ、ウッドデッキやガーデニングに威嚇効果があるのは空き巣に対してだけで、住人がいようとお構いなしの強盗には全く効果を発揮しません。
簡単に侵入するために水やりのタイミングを見計らっていることもあり得ます。ウッドデッキへの出入り後は必ず施錠するよう注意しましょう。

また間口の広い窓は焼き破りなどの被害に遭いやすいので、防犯フィルムや補助鍵などを取り付けておいてもよいでしょう。
侵入犯のタイプは一種類とは限りませんので、あらゆる防犯対策を日ごろから心がけておくことが大切です。



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女性の防犯対策3 -その2- 女性の一人暮らしで気を付けておきたいポイント -その1-

一人暮らし。特に女性で新生活として始められる方にはワクワクした気持ちと防犯面の不安が入り混じった複雑な感情となっていることでしょう。
女性の一人暮らしでも安心な防犯グッズがいろいろと売られていますが、意外にも玄関回りの防犯グッズはあまりありません。
ここでは、女性が一人暮らしする場合において気を付けておきたいポイントを2回にわたってご紹介しましょう。

一番気を付けておきたいのは「家の出入り口」

部屋と外を隔てる玄関ドア。 誰かが訪問したときに呼び出しがあった場合、あなたはどうしますか?
家族と一緒に住んでいるときと同じように、すぐにドアを開けることを思いついた方は、考えを早急に改める必要があります。

特に一人暮らしの女性の場合は最もやってはいけない行為です。 家族や友達が来る予定になっていても、インターホンが鳴らされたら、モニター付きのインターホンがある場合はモニターで確認し、モニターがない場合はインターホンごしに誰が訪ねて来たのか必ず確認するようにします。

またドアを開ける場合も必ずドアチェーンはかけておくことを忘れないようにしてください。
万が一強盗などに侵入されてしまったら、抵抗する術はありません。
物を盗られるだけでなく別の犯罪に巻き込まれるリスクも高まりますので、必ずこのルールは守りましょう。

モニター付きインターホンのメリット

新しい賃貸住宅では標準装備となりつつあるモニター付きのインターホン。
訪問者の存在を玄関から離れた位置から確認することができ、ドアを開けることなく対応することができるということが最大のメリットですが、身を守るためのアイテムとしては十分に効果を発揮します。たとえばドアチェーンごしだとしてもドアを開けて対応するというのは、一人暮らしの女性にはちょっとした恐怖を感じることでしょう。

もし侵入犯だった場合、ドアを開けた瞬間チェーンをペンチで切断することだって考えられます。
脅すつもりはありませんが、侵入犯はそのようなちょっとした隙を狙ってきます。

また、空き巣の場合はピンポンダッシュで住人が家にいるかどうかを確認するといった手口も見受けられますが、顔を見られるリスクをともなうため、モニター付きのインターホンは避ける傾向もあります。
これから引っ越しを考えている方は、モニター付きのインターホンが完備されていることも要件の一つに加えてみてはいかがでしょうか?



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女性の防犯対策3 -その3- 女性の一人暮らしで気を付けておきたいポイント -その2-

前項では玄関口での対応の注意点とモニター付きインターホンのメリットについてご紹介しました。
しかし、賃貸物件の中にはモニターが装備されていないインターホンや呼び出しベルしかない物件も少なくありません。
ここでは、引き続きモニター付きインターホンのメリットと、モニターが付いていないインターホンの場合の対処方法をご紹介しましょう。

画像+録画機能でさらに防犯性能アップ

最近ではモニターに訪問者の画像が表示されるだけでなく、録画機能が搭載されたインターホンも登場しています。
録画機能が搭載されているということは、リアルタイムで訪問者を確認できるだけでなく、留守中の訪問者と訪問回数を確認することができるということです。

もし不在中に不審な人が訪ねてきた場合は、あらかじめ警察へ相談することで犯罪を未然に防ぐことができるかもしれません。
機種によっては現在の外の様子を確認することができるものなどもあり、ドアを開ける前に周囲の様子を確認してから外出することもできますので、物件に装備されているインターホンがどのようなものか、気になる方は入居前に確認しておくとよいでしょう。

賃貸物件でも安心!後付けインターホン

賃貸物件で画像なしインターホンしかない場合、玄関ドアも改装する必要があるため、交換を希望してもなかなか自分の意志だけでは難しいものがあります。
そこでおすすめしたいのが、後付けのインターホンです。
市販されている後付けタイプのインターホンは、大きく分けて現在のインターホンをカメラ付きのものに交換するタイプと、新たに別途取り付けるタイプの2種類に分けられます。
中でも人気なのが電波を使ったワイヤレス製品です。
ワイヤレスであれば面倒な配線は必要ありませんし、部屋の設置場所も気にする必要はありません。

最近では機能はさらに進化し、赤外線LEDを照射するものやスマホの画面で確認できるもの、充電式で自由に持ち運べるものまで、さまざまな製品が発売されています。
既設のインターホンの機能を増強するタイプもあり、一人暮らしの女性でも簡単に取りつけられるインターホンが数多く発売されています。繰り返しになりますが、女性の一人暮らしは玄関先の防犯性能を高めることが必要不可欠となります。
「賃貸だから無理」とか「取り付けが面倒くさい」と諦めるのではなく、防犯性能を高めるためにもぜひ導入を検討してみてください。



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